気候変動

CO₂排出量削減の取り組み

当社グループは、パリ協定やSDGsなどの目標達成に向け、マテリアリティとして気候変動・資源循環課題について目標を定めました。気候変動は、CO₂排出量の削減に取り組み、購入電力の再生エネルギーへの転換を進め、2050年にはカーボン・ニュートラルを目指します。

2027/3期 2050/3期
気候変動 Scope3の開示 カーボン・ニュートラルの実現

2026年3月期のCO₂排出量はScope1は869t-CO₂、Scope2は45t-CO₂、総排出量914t-CO₂となり、前年に対して11%の削減となりました。生産拠点およびオフィスの購入電力のうち再生エネルギー由来電力の比率は98.4%になり、Scope2(マーケット基準)削減に貢献しました。
Scope1のガソリン使用については、営業拠点の再構築(統廃合)に伴い、営業活動を維持しつつ営業車両台数の適正化を図り、ガソリン使用は減少傾向となっています。
2027年3月期は、Scope1削減に向けガソリンや灯油といった化石燃料から電力への燃料転換やエネルギー高効率化の施策を検討・実施していきます。工場でのScope1削減施策として、ボイラー設備にスチームトラップを設置し蒸気漏れを防ぐことで、燃料である灯油の使用量を抑制しています。すでに一部の工場において燃料消費の抑制効果がありました。未設置の工場へも順次水平展開していく計画で、生産効率の向上とエネルギー高効率化の実現に取り組みます。
Scope3算定について、主要カテゴリーのGHG排出量管理の整備とともに、Cat1(購入した製品・サービス)とCat12(販売した製品の廃棄)のGHG排出量が多いため、商品設計における「環境負荷(GHG排出)低減」の検討を進めています。輸配送面では、外装箱規格の見直しによる積載効率向上の取り組み、他社との共同配送や工場直送による配送効率化を推進し、トラック輸送から鉄道や船舶輸送へ転換する「モーダルシフト」を推進しています。
2008年には「エコシップマーク」※1に認定(エステー株式会社)、2015年には「エコレールマーク」※2に認定(エステー 九州工場)されています。

※1 エコシップマーク制度:国土交通省海事局が推進する海上輸送を一定程度利用するモーダルシフト貢献企業を選定する制度

※2 エコレールマーク制度:国土交通省鉄道局が推進する鉄道貨物輸送を一定程度利用するモーダルシフト貢献企業を選定する制度

CO₂排出量(Scope1、2)

※対象組織はエステーグループ(国内)

※総CO₂排出量はScope1、2の合計

環境データ(PDF 424KB)

第三者保証報告書(PDF 258KB)

算定基準一覧(PDF 391KB)

再生エネルギー電力の調達推移

※対象組織はエステーグループ(国内)

※数値は四捨五入

TCFDへの対応

当社グループは、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」への賛同を表明し、TCFD提言に基づき、気候変動課題への対応を進めています。2022年には、気候関連課題が与える当社への影響(リスクと機会)について、「1.5~2℃シナリオ」「4℃シナリオ」にて、シナリオ分析(定性評価)をおこないました。引き続き、ガバナンス・リスク管理体制の整備と併せて、気候関連課題に対するリスク・機会への対応策の検討を進め、TCFD提言に従い情報開示を行っていきます。