2021年07月08日

サステナビリティ

エステー、「九州サーキュラー・エコノミー・パートナーシップ(K-CEP)」に参画 使用済みプラスチックを回収する 実証実験「MEGURU BOX(めぐるボックス)プロジェクト」に参加

エステー株式会社は、“九州エリアにおける資源の最適循環”と“持続可能社会の実現に資するビジネス創出”を目指す企業連合「九州サーキュラー・エコノミー・パートナーシップ(以下、K-CEP(ケーセップ)」に参画します。これにより、2021年7月9日から12月末日まで福岡県北九州市で行われる、使用済みプラスチックを回収する実証実験「MEGURU BOX(めぐるボックス)プロジェクト」に参加します。
「MEGURU BOX プロジェクト」は、10社以上の企業・団体が連携した資源循環の仕組化を目指す日本初の取り組みとなります。
当社は、K-CEPへの参画を通して、使用済みプラスチックのリサイクルに向けた取り組みを進め、より一層3R(Reduce・Reuse・Recycle)を実践してまいります。

●「九州サーキュラー・エコノミー・パートナーシップ (K-CEP)」

K-CEP(ケーセップ)は、アミタホールディングス株式会社(本社:京都府京都市/社長:佐藤博之)とNECソリューションイノベータ株式会社(本社:東京都江東区/社長:杉山清)が事務局企業となり、16社の企業が参画しています(2021年7月8日時点)。
サプライチェーンに連なる複数の事業者が自治体、大学、地域団体、地元住民等とも連携し、“九州エリアにおける資源の最適循環”と“持続可能社会の実現に資するビジネス創出”を目指す、共創型プラットフォームとして2020年2月に発足しており、2021年7月から実証実験「MEGURU BOXプロジェクト」を開始します。
また、2021年度中には、九州のみならず、日本全国に展開する「ジャパンサーキュラー・エコノミー・パートナーシップ(J-CEP)」を立ち上げる予定としています。

K-CEP公式Webサイト https://www.j-cep.com

●K-CEP/使用済みプラスチック回収実証実験「MEGURU BOXプロジェクト」

「MEGURU BOXプロジェクト」は、2021年7月9日から12月末まで、福岡県北九州市内の流通小売店舗や公共施設等に「MEGURU BOX(下画像・イメージ)」を設置、住民に分別回収を呼びかけ、使用済みプラスチックボトルやパウチを回収して、これらの水平リサイクル※等を推進するものです。
ICTを活用し、参加する住民は本プログラムに事前登録を行い、回収の際に製品のバーコードを読み取ることでデータを蓄積し、回収した量、品質を測定、各メーカーと共に水平リサイクルの実現に向けて検討を行います。

※水平リサイクル=回収したプラスチック等を同じ用途の製品に再生するリサイクル方法

MEGURU BOX(イメージ)

また、資源回収量に応じた金額(1個/5円 ※一日一人上限15円)を、参加住民が選択した社会支援団体へ寄付することで地域にも貢献する資源回収スキームを目指しています。
なお、この「MEGURU BOXプロジェクト」は、北九州市のSDGs推進に寄与できることから、同市の協力も得ているほか、海洋プラスチックごみの問題解決に取り組む「クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLОMA)」とも連携し、プラスチックの効果的なリサイクルスキームについて、情報交換を行うなど、産官民が一体となり推進していきます。

プロジェクト参加日用品メーカー(50音順)計10社:
エステー(株)、花王(株)、クラシエホールディングス(株)、小林製薬(株)、サンスター(株)、シャボン玉石けん(株)、 P&Gジャパン合同会社 、(株)マンダム、ユニリーバ・ジャパン 、ライオン(株)

プロジェクト詳細Webページ https://www.j-cep.com/mb-kitakyushu-c