2019年09月25日

サステナビリティ

エステー「ホワイト物流」推進運動に賛同し、「自主行動宣言」を提出

エステー株式会社は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が推進する「ホワイト物流」推進運動に賛同し、9月25日に「自主行動宣言」を提出しました。

「ホワイト物流」推進運動は、深刻化するトラック運転者不足に対応するために、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保し、経済の成長に寄与することを目的として、①「トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化」、②「よりホワイトな労働環境の実現」に取り組む運動です。
2019年4月に、国土交通省・経済産業省・農林水産省が上場企業および各都道府県の主要企業合計約6,300社に対して参加の呼びかけを行い、企業は、取り組み方針、法令順守への配慮、契約内容の明確化・遵守などの「自主行動宣言」を同省に提出することで賛同表明を行います。

エステーの物流の取り組みにおいては、2008年に国土交通省海事局のエコシップマーク、2015年に同省鉄道局のエコレールマーク認定事業者となり、環境負荷の軽減を目的としてモーダルシフトを推進してきました。また、荷役作業の軽減、作業時間の軽減のためのパレット化を推進し、委託業者・取引先との協働により、積載効率の向上や輸送効率化を行い、環境負荷低減に努めてきました。
このたび、「ホワイト物流」推進運動への賛同表明を契機に、より持続的・安定的な物流の確保と、物流に携わる人々の労働環境改善への取り組みを強化していきます。

エステーが提出した「自主行動宣言」の内容は以下の6項目です。

     
取り組み項目 取り組み内容
物流の改善提案と協力 取引先や物流業者から、荷待ち時間や運転者の手作業での荷卸しの削減、附帯作業の合理化等について要請があった場合は、真摯に協議に応じるとともに、自らも積極的に提案します。
予約受付システムの導入 業界標準化を目指し、納品先のテストへの積極的な参加とともに、荷待ち時間の短縮を目指します。
発荷主からの入荷情報等の事前提供 納品先と業界VAN会社との連携により、ASN情報を提供し、納品の円滑化を目指します。
運転以外の作業部分の分離 納品先からの情報をもとに、事前仕分けを実施する等、製配販の連携により納品の円滑化を目指します。
リードタイムの延長 翌日納品を延長することで、発倉庫での作業と配送の平準化が図れるよう、取引先との協議を推進します。
幹線の共同化推進 同業他社および異業種と幹線の共同化を推進し、実車率の向上を目指します。