
05PEOPLE
フラットな組織が
可能にする
即断即決のスピード感
研究
- M.Hさん
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2016年入社
R&D本部 コア技術推進チーム
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- 世界の空気をかえる人たち
- M.Hさん
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実験の成果が形になって
世に出るワクワク感将来的な製品応用を目指して、中長期的なテーマで研究を行っています。界面活性剤を使用した処方検討やニオイの分析など、大学院時代と比べると研究分野が幅広く、自分が実験した結果をもとに製品化され、世に出るというワクワク感が、日々のモチベーションになっています。
やりがいを感じるのは、担当した製品が棚に並んでいるのを見たときです。週次のミーティングで、売れ行きが好調という報告があったときなんかは、顔はポーカーフェイスですが、心の中はウキウキ。ネットのレビューでお客さまの声を目にしたときも、嬉しい気持ちになります。
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実験を重ねた先に
当時の記憶がよみがえる製品化できたときの達成感が大きかったのが、「洗浄力 シュワッと 洗たく槽クリーナー」です。当時のエステーは打錠品の知見が乏しかったため、開発担当者と毎日のように、「こうすれば〇〇説」と仮説を立て、実験と検証を繰り返していました。いろいろな処方、形、コンセプトで試作を重ね、最適な製品処方をつくりあげた日々のことは、今でも覚えています。忙しいながらも楽しかったですね。
「ムシューダ 防虫カバー」の防カビ成分を変えたプロジェクトも印象的です。当時、原料の供給できなくなるといった理由から、防カビ成分の変更が急務でした。代替となる防カビ成分が見つからないと、製品の存続危機にもつながりかねない。プレッシャーはありましたが、生産先にもご協力いただいてサンプルを何回も試作するなど、チームの一体感を感じられたプロジェクトでもありました。防虫カバーの裏面の「防カビ剤 IPBC」の表記を見ると、当時の記憶がよみがえってきます。
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どんな製品企画も創り出せる
研究者になるスピード感のある研究開発は、エステーの強みの一つです。フラットで風通しのいい組織が、それを可能にしているのだと思います。チームメンバーはもちろん、各事業部との連携がスムーズ。開発部や製造部ともコミュニケーションが取りやすいので、仕事を進めていくなかで、困ったこともすぐに解決できます。
今後は、まだ携わったことのない製品も手がけてみたいです。以前に担当した製品もあらためて研究したら、新しい視点で改良できることもあるので、返り咲くのもいいかなと思っています。
最終的には、どんな製品企画がきても創り出せる研究者になるのが目標です。その境地にたどり着けるように、私も会社ももっと成長していきたい。未来に向けた動きの一端を私も担えたらと思っています。

ある1日のスケジュール
- 08:00出社
- 08:10メールチェック、当日の業務内容確認
- 09:00実験
- 12:00昼食
- 13:00開発グループと打ち合わせ
- 14:00来客
- 15:00チームMT
- 16:00実験
- 17:00デスクワーク
- 18:10退社
※取材当時の内容です
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