マイナビ2022
商品開発

私の「傾聴」力

商品開発

Ayu Watanabe

渡邉 愛友

2018年入社/工学部
商品開発第1グループ

Ayu Watanabe

PROFILE

風通しの良い社風や少数精鋭の体制に惹かれ、エステーを志望。また、理系職種志望で就職活動を進める中で、周囲は学部卒の自分と異なり修士卒の学生ばかりだったが、面接を通じてエステーは個人の人柄や能力を見てくれる会社だと感じたことも、入社の決め手となった。プライベートでは食べ歩きとボードゲームが趣味。最近は筋トレをスタート。

少数精鋭だからこそ
得られる充実感

私が所属する商品開発グループでは、新製品の開発や既存製品の改良を行っており、そのなかで私は「ムシューダ」や「ネオパラエース」といった防虫剤カテゴリーの製品を担当しています。エステーの商品開発の主な業務は製品設計ですが、それだけでなく、アイデアの提案からコンセプトの設定、容器やパッケージデザインの検討、仕入れ先の検討、工場での生産立会いなど、幅広い業務を行っています。商品開発の川上から川下まで携わるのが、エステーならではの開発スタイルであり、様々な部署と協力しながら日々業務を進めています。

また、少数精鋭なことから、一人一人が多くの製品を担当できるので、日々やりがいを持って仕事をしています。担当製品が多い分、同時進行の開発に難しさを感じることもありますが、それだけに得られる経験が多く、日々自分の成長を感じています。特に、他の製品で考えていたことがきっかけとなって、別の製品のアイデアが生まれることもあり、楽しみながら仕事に取り組んでいます。自分の手掛けた製品が店頭に並んでいるのを見届けた時は感動しますし、お客様が手に取ってくださる様子をつい眺めてしまいます。

商品開発で大切なのは
お客様の喜びにこだわること

商品を開発する上で大切にしていることは、「お客様の気持ちを想像すること」です。ただ、これまでに失敗をしてしまったこともあります。入社3年目に差し掛かり、商品開発の業務にも慣れてきたころに担当した新製品のパッケージ設計での出来事です。当初、「これなら工場が生産しやすい設計で、かつ、店頭で並べたときにキレイに見えるだろう」と、我ながら完璧な設計ができたと思っていました。ところが、サンプルを提出した会議で「お客様が使う時に分かりにくい」と一蹴されてしまったのです。その時に、作り手である会社の都合に捉われて、一番大切な「お客様を喜ばせられるか」という点を見失っていたと、はっとしました。生産開始が目前に迫っていたのですが、関連部署や資材メーカーの手厚い協力を得ながら、お客様目線に立った修正を繰り返し、何とか期日までにシンプルでわかりやすい設計にすることができました。

この経験があったからこそ、商品を試作して家に持ち帰って自分で使ってみたり、ターゲット層の方に使ってもらい感想を聞いたりして、お客様が商品を使ったときにどう感じるかを考え、お客様に寄り添った設計を心掛けることを、以前にも増して大切にしています。

部門を超えて協力し合い
お客様により良い製品を届ける

社員数がそこまで多くない会社だからこそ、他部署であっても繋がりが強く、部門・部署を超えて協力し合えるところはエステーの強みだと思っています。それを感じたのは、先輩から独り立ちし、初めて自分がメイン担当として商品開発した時のことです。製品の設計は、製品が工場で大量に生産できるよう、生産技術グループの方と打ち合わせをしながら進めていきます。当時設計を進める中で、「この設計での生産は難しいかもしれない。でも、どうしてもここは譲れない」という箇所がありました。すると、相談した生産技術グループの先輩が「厳しいけれど何とかするから、お客様のために渡邉さんが考えた設計を優先してほしい」と後押ししてくれました。本当に心強かったですし、どの部署でも製品にかける想いは一緒だと感じました。こういった経験があったからこそ、自分自身も協力してあげたいと思われるような人間となるべく、他部署からの相談事には一つひとつ丁寧に対応するように意識しています。

今の目標は、防虫剤カテゴリーで、よりお客様のニーズに沿った製品を開発することです。時代が変わればお客様のニーズも変わっていきます。だからこそ、常にお客様目線を追求し、「こんな製品が欲しかった」と思っていただけるような製品を、若手ならではの発想で開発していきたいです。

「傾聴」力×エステー

売れる製品をつくるにはお客様のニーズに耳を傾け、需要のある製品を開発しなければなりません。また、商品開発は他部署と協力しながら進める仕事ですので、自分のやりたいことを伝えるだけではなく、相手の意図をくみ取れるよう話をよく聞くことを大事にしています。そうすることで、自分だけでは見えていなかった問題点が浮き上がり、自然とやるべきことが見えてきます。話をしながら相手の意見を丁寧に聞く傾聴力は、win-winの関係を築きながら仕事を進めるために必要な力だと思います。

※取材当時の内容です