2015年01月22日

その他

エステー(株)/(株)北都/釧路総合振興局「包括連携協定」の調印式を実施 企業と行政の得意分野を活用し、釧路地域を活性化

エステー株式会社は、北海道のトドマツを活用するクリアフォレスト事業の展開に伴い、北海道釧路プラントにて協業している株式会社北都(本社:北海道釧路市/代表取締役:山﨑正明)及び北海道釧路総合振興局(所在地:釧路市/局長:土栄正人)との三者間にて、“トドマツ人工林の利用促進”を実現することを目的に「包括連携協定」を結び、2015年1月22日、釧路市内のホテルにて調印式を執り行いました。
調印式には、エステーの鈴木代表執行役社長、北都の山﨑代表取締役並びに釧路総合振興局土栄局長のそれぞれが臨み、協定書に署名を行いました。

現在、エステーでは、北海道のトドマツを使い空気浄化剤を製品化したクリアフォレストの事業を展開することで釧路地域の活性化への貢献を目指しており、また北都においても、森林づくりや木材利用に対する理解を深めるための地域一体となった取り組みを目指しています。一方、釧路総合振興局では、トドマツの利用促進に向け、企業をはじめとした関係者との連携を目指していたところから、志を同じくするこれら三者が釧路地域の活性化に向けて相互に連携、協力しながら協働事業に取り組むために「包括連携協定」を締結するに至りました。

「包括連携協定」では、以下の4項目について合意を行っています。

①トドマツの利用促進・知名度向上
※トドマツの更なる利用促進のため、関係者による研究会を開催、各種イベント等でトドマツの名称が記載された商品やパネルの展示、エステーのホームページにトドマツPRコーナーの設置など、全国に向けたトドマツの情報発信の実施

②森林の大切さの理解向上
※エステーや北都から講師を派遣しプラント工場の見学会、クリアフォレスト商品開発に関するセミナーの開催など

③魅力ある地域づくりの推進
※空気浄化剤の原料生産地である釧路地域のモニターツアー実施、釧路の豊かな自然を体感できる森などの体験型観光の実施など

④その他、三者間の協議で必要と認められる事項
これら4項目の内、1年目には「トドマツの利用促進・知名度向上」に係る事項を重点的に取り組む事業と位置付け、推進していきます。
なお、当該連携協定は協定締結日から1年間とし、各者から特段の申し出がない限りその後も同様に継続更新します。
また、今回の協定書には、ドトマツで制作したプレートを使い、ペン型の専用コテでの焼印による署名という、その協定内容にふさわしい形式をとりました。

北海道において「民間企業との協働による包括連携協定を締結したのは、今回のエステー、北都との協定で40件目、釧路総合振興局では、2件目の締結となります。
また、生活日用品関連企業及び林業関連企業と連携協定を締結するのは、初めてとなります。

【記】

エステー、北都、釧路総合振興局「包括連携協定」締結で調印式を実施

出 席:エステー株式会社 / 代表執行役社長・鈴木貴子
     株式会社北都 / 代表取締役・山﨑正明
     北海道釧路総合振興局 / 局長・土栄正人

調印式:2015年1月22日

(左から)釧路総合振興局 土栄局長、エステー 鈴木代表執行役社長、北都 山﨑代表取締役