季節のくらし

冷えのタイプごとに対策を! 温活で冬を乗り切ろう


全国冷え性研究所所長
山口勝利さん
プロフィール

血管が収縮することで手足が冷えるこのタイプ。実は手足を温めてもあまり効果は期待できません。正しい対策で、体質改善を目指しましょう。

体の中心に血液が留まってしまうのが原因

血管収縮型冷え症は、頭とお腹に血液が留まってしまい、手足にまで血液が十分に届いていません。体質を改善するには、集まっている血液を体の抹消まで流してあげる工夫が大切です。そのために、冷えている手足を温めるのではなく、お腹など体の中心を温めましょう。

エクササイズ

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内臓に近い筋肉、インナーマッスルを鍛えると有効です。鍛えると言っても、難しいことはなし。お風呂上りなどにかんたんな体操をすればOKです。下記の「からだポカポカ体操」を毎日やると効果的。回数は目安なので、負担にならない程度に。

1. 考える人

椅子に浅く座り、左ひじと右ひざを近づけます。ロダンの「考える人」のようなポーズですが、背筋は延ばすのがポイント。左右を変えて20回ずつ。

2. タケコプター

足を肩幅に開いて立ち、両腕を左右にまっすぐ伸ばして左右どちらかにゆっくりとねじります。顔は正面のまま。ねじり切ったところで5秒停止しましょう。左右5回ずつ。

お腹を温める

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血液を体の末端まで流すには、お腹を温めるのが効果的。腹巻や使い捨てカイロを利用しましょう。使い捨てカイロは、お腹と背中で挟むようにして貼れば、ばっちり。おへその下に指を2~3本分を開けて貼り、体を挟むようにその真後ろに貼ります。体の中心を温めることにより、血液が体の外側へ循環していきます。

ずっと温めていると、お腹の血液を抹消に流しやすく体質が改善されていきます。

食事で温める

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食事にも気を付ければ万全です。からだが温まる食材は、ニンジンやゴボウ、レンコンといった根菜類。また、ニンニクやネギ、ニラといった香味野菜もよいでしょう。もっとも簡単なのは、みそ汁にショウガのすりおろしを入れるだけ。器に盛ってからチューブのショウガを入れるだけでも効果があります。


プロフィール

全国冷え性研究所所長
山口勝利さん

全国冷え性研究所所長/全日本冷え症治療協会会長/八広鍼灸接骨院院長/四ツ木緑の森総合治療センター所長/アスレティックトレーニングコンサルタント協会USA顧問/協同組合中央接骨師会理事。鍼灸の医療に携わりながら、自律神経失調症や冷え症をあらゆる角度から研究。多数の臨床データ、改善法をもとに独自の治療法を確立し、冷え症研究の第一人者として活躍中。テレビ・雑誌などマスコミからも注目を集めている。柔道整復師、鍼灸師、マッサージ師。日本鍼灸理療専門学校、日本柔道整復専門学校卒業