季節のくらし

今日からすぐに始められる“空気の汚れ”対策 屋内編


埼玉大学大学院
理工学研究科・准教授

王青躍さん
プロフィール

屋内だからといって安心するのは大きな間違い。汚れた空気を入れないように、また、できるだけ空気をキレイにする努力が必要です。暮らしや家事のポイントを勉強しましょう。

帰宅時は「うがい・手洗い・たたき落とし」を習慣に

page3_img_01室内の空気をキレイに保つポイントは、外から汚染物質を持ち込まないこと。まず、帰宅時には手洗いやうがいを徹底しましょう。特に子どもには、習慣づけをしてあげてください。お化粧などに支障がなければ、顔を洗うのもよさそうです。
部屋に入る前には、衣服や髪の毛についた黄砂や花粉、ほこりをしっかりと叩き落とします。家の中に入れないためにも玄関のドアを開ける前に。

室内に汚れた空気を入れないために

page3_img_02一般的な気密性の住宅では、普通に暮らしているとさまざまな粒子がどんどん流れ込みます。無駄に窓やドアを開けず、できるだけ密閉を心がけましょう。
そこで気を付けたいのは、換気のタイミングです。朝起きて窓を開け、空気を入れ替えるのはありがちな習慣ですが、朝8~10時頃は通勤時間のため交通量が多く、空気が汚れている時間帯。主要道路に面していたり、風向きが悪い場合は特に、健康のためにしている換気が逆効果になってしまいます。できるだけ車が少ない早朝、道路に向いていない窓を開けるようにしましょう。

空気清浄機や空気清浄フィルターを併用する

空気清浄器やフィルターで、PM2.5などの汚れた空気を100%カットすることは、そもそも不可能。しかし、少しでも濃度を減らせれば、充分意味があります。特に、寝室のように長時間過ごす部屋や子ども部屋には、導入するとよいでしょう。購入時には、PM2.5や花粉などに対応しているか規格をチェックしましょう。

空気が汚れている日の家事のポイント

page3_img_03毎日の家事でも、押さえておきたい空気ケアのコツがあります。
まずは、洗濯物や布団は部屋干しにすること。屋外に干していると、乾くまでの時間で、さまざまな汚染物質を吸着してしまいます。子どもの衣類を中心に、できるだけ室内に干したり、乾燥機を使うよう心がけましょう。
掃除をするときは、室内の汚れた空気をきちんと集めるようにするのがコツ。掃除機を使うと、床に溜まっていたPM2.5や花粉を改めて飛散させてしまうことにつながります。濡れた雑巾で水拭きをすれば、まき散らすことなく、粒子をキャッチできます。ハイハイをしたり、床をなめたりするような赤ちゃんがいるご家庭では、とりわけ念入りな掃除が必要です。

クリアフォレストで生活空間の空気を健康に!

index_title_05_pro建築基準法により、2003年からは自動的に室内の空気を入れ替える「24時間換気システム」が義務付けられており、汚れた空気をシャットアウトすることは難しい問題になってきています。そこで重要なのが、室内の汚れた空気を浄化する“空気ケア”の発想。「クリアフォレスト」は、トドマツから抽出された天然森林オイルにより、NO2などの汚れや気になるニオイを取り除く製品です。

・クリアフォレスト ソーラータイプ
・クリアフォレスト Natural Wood


プロフィール

埼玉大学大学院
理工学研究科・准教授
王青躍さん

工学博士。環境科学研究者。都市大気汚染計測、対策技術、再生可能なエネルギー開発などを行う。特に、近年、都市部花粉とそのアレルゲン物質の挙動、PM2.5などの大気汚染による花粉症への増悪、花粉症や大気汚染対策について、NHK総合テレビの「おはよう日本」をはじめ、四十数件のテレビ番組等に出演。ほか、新聞・雑誌でも研究結果が数多く取り上げられている。

公式サイト: http://park.saitama-u.ac.jp/~wang_oseiyo