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猛暑の影響で虫が少ないと聞きましたが、家の中も虫が発生しにくいのでしょうか?

2018年の夏は猛暑の日が多く40℃近い日もありました。そのため、蚊などは例年より発生が少ないといわれていますが、家の中に住み着いている害虫もあまり発生していないのでしょうか? エステー研究グループの川﨑礼央が回答します。



家にはどんな害虫が住み着いているの?

家庭にいる害虫で、「ダニ」や「ゴキブリ」はよく知られていると思いますが、実はその他にもいろいろな種類の害虫がいます。例えば、「イガ」「カツオブシムシ」などの衣類害虫のほか、「コクゾウムシ」「メイガ」と呼ばれるお米を食べる虫、小麦粉などの穀物や乾物を食べる「シバンムシ」、古本などに発生する「チャタテムシ」などです。

これらの害虫の侵入経路はさまざまですが、窓や排水溝から入ってきたり、洗濯物や人の服に付着したりして、気付かないうちに外から室内に侵入します。害虫は暗いところを好むものが多いので、人の目につく場所ではあまり見かけないかもしれませんが、どの家庭にもいる可能性があります。

害虫も、外は猛暑でも家の中は快適

こうした害虫は、気温20~25℃、湿度60%程度で活動的になり、30℃を超えると活動が鈍くなります。したがって、今年のような35℃以上の気温が続く猛暑の中では活動しづらくなります。しかし、エアコンがきいた室内など人が生活する場所は、虫にとっても快適な環境なので、屋外の気温に関係なく発生する可能性があるのです。

家の中のココをチェック!

家の中で注意したいのは、虫のエサがある場所や暗い場所、気温20~25℃で湿度60%程度の快適な場所です。卵や幼虫は肉眼では見えにくく発見しづらいので、日頃からしっかり防虫対策を行いましょう。実際に虫が潜んでいそうな場所と気を付けるべきポイントをまとめたので、参考にしてください。

●キッチン

ゴキブリやお米を食べるコクゾウムシやメイガ、穀物などを食べるシバンムシ、コナダニなどさまざまな虫が発生しやすいのがキッチン。生ゴミや食材が虫のエサになるので、キッチンは常に清潔にするよう心がけましょう。食品は密閉するなど保存に気を付けることが大事です。虫は15℃以下で活動が鈍くなるので、食品は冷蔵庫に入れておくと安心です。また、お米の保存にはお米用の防虫剤を利用しましょう。

●リビング・寝室(押し入れ)など

ダニは、人の垢やフケなどがたまりやすい枕や布団、ラグなどに発生しやすい傾向があります。布団は乾燥機を使ったり、天日干しをするなどして水分を飛ばして湿気対策をしましょう。また布団を収納する際は、除湿剤を使って湿度を下げる方法も有効です。

●クローゼット・タンスなどの収納空間

クローゼットなどの収納場所で注意したいのはイガやカツオブシムシといった衣類を食べる虫。衣類害虫は、屋外に干した服などと一緒に卵として家の中に侵入することもあります。そのままクローゼットなどにしまうと、卵が孵化し、幼虫になると衣類を食べるようになります。保管している間に虫食いの被害に合わないようにするためには、しまう前に表面をブラッシングして卵をはらいましょう。衣替えの際は、防虫剤を使用することをお忘れなく。

クローゼットや米びつには防虫剤を!

虫が発生したり虫食いの被害にあったあとに「対策しておけばよかった」と後悔しないよう、防虫剤を活用しましょう。衣類の防虫対策には1年間効果が持続する「ムシューダ 1年間有効」がおすすめ。「クローゼット用 」「引き出し・衣装ケース」「洋服ダンス用」など家庭の収納スペースに合わせて使い分けましょう。

また、お米の防虫対策には「米唐番」を。天然唐辛子と酒精(発酵アルコール)などの成分がお米を虫から守ります。ゼリーが小さくなったら交換のサイン。お米ににおいがつくことなく、置いたり、さしたり、吊るして使用できる便利な形状です。