WORKS

商品開発
M.I. | 2001年入社 商品開発第2グループ

自分が作った商品がお店に並ぶのを見てみたい。

同級生はほとんど素材メーカーや化学メーカーの研究開発職へ進む中、より日常生活に密着した日用品メーカーを選んだのは、「自分が作った商品が、お店に並んでいるのを見てみたい」というシンプルな気持ちからでした。エステーは誰もが知っている会社だから、開発にはたくさんの人が携わっているのだろうと思っていたら、「これだけ?」と驚くほどの小規模でした。
エステーの商品開発は、「商品ができる最初から最後までを見守る」仕事です。会社によっては商品の一部分や容器だけの開発など分業されていることもあるそうですが、当社の開発は、ひとつの商品を丸ごとすべて任されます。商品のアイデア出しから、仕様検討、試作などがメインですが、そこだけに限らず取引先との打ち合わせ、各種確認試験、生産立ち会い、商品を運搬するためのダンボールの手配まで関係部署と協力しながら、文字通り「すべて」に携わります。

新人でも責任ある仕事を任される。

入社3年目に、消臭力の基幹品担当を引き継ぎました。最初は「こんな知名度の高いブランドの担当になれるなんて嬉しい!」と楽天的でしたが、よくよく考えればエステーの代表ブランドだけに失敗は許されませんし、それをより成長させることは、かなりの難題でもあります。通常であれば、たかだか入社3年目の新人に、会社を代表する大きなブランドを任せたりしないと思いますが、エステーでは新人への「通過儀礼」のようなもの。誰もが責任ある仕事を任されプレッシャーを感じます(笑)。とは言え、関係者に恵まれてきたおかげで、周りに助けられながら、乗り越えてこられました。きちんと目標や目的に向かっていれば、ある程度自分の考えや方法でやらせてもらえるので、自走できるようになれば、いろんなことに挑戦できる環境だと思います。

ライバルばかり見ていては、見失ってしまう。

目下の目標は、まだ成し遂げていない「エアケア製品No.1」です。商品開発としては、なかなか抜けないライバルを倒したいと思っていますが、他社をベンチマークして技術面で上回ったとしても、消費者は関心を持ってくれません。私自身、例えばコンビニで何か商品を決める時、2社を比べてパッケージをじっくり見て検討することなんてまずありません。ほんの数秒で「パッと目にとまった」ものを、「なんとなく」選んでいるのが実情。訪問調査で「いつも消臭力を使っています」と言っていたお客様のお宅にお伺いしたら、置いてあったのはライバル会社の商品だった、なんてこともありました。最近は、消費者心理学の知識も必要だと感じています。
また、私は東京勤務ですが、都会の感覚と地方の感覚は違うと感じます。工場の立ち会いで地方へ行った時は、地元のドラッグストアやホームセンターを覗いて、商品構成をチェックしています。 今、外資メーカーも参入してきて、エアケア市場はとても賑わっており、開発者としての腕が試される状況です。外資メーカーでは発想できない、日本的な要素を持った商品の開発にも挑戦してみたいですね。