季節のくらし

カリスマ主婦・若松美穂さんが実践している 「カビ」「汚れ」対策に効く5つの習慣

1.キッチンは特に注意を!

夏は湿度が高いため、いつの間にか「こんなところにカビが!」なんてことも多いもの。それに伴い、水回りをはじめとしたおうちの中の汚れやぬめりも気になります。そこで、主婦向けのメディアなどで活躍中のカリスマ主婦・若松美穂さんに、普段から心がけている予防法や、気づいたときにサっと行う掃除など、習慣にしていることをお伺いしました。
若松美穂さん
カリスマ主婦
若松美穂さん
プロフィール
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若松美穂さん
若松美穂(わかまつ・みほ)
1972年、宮城県生まれ。生活情報誌『サンキュ!』(ベネッセコーポレーション)、『ESSE』(扶桑社)などで、節約上手なカリスマ主婦読者として紹介され、一躍人気に。「サンキュ!」では、表紙にもたびたび登場、連載のほか特集などにも登場し、生活全般にわたって、楽しく豊かに暮らすための様々な工夫を提案。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。著書に『節約のカリスマ・若松美穂の お金をかけない暮らしハッピーテク』(ベネッセコーポレーション)『主婦が幸せになる53の方法』(双葉社)など。
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[習慣1]三角コーナーは使わない

においや汚れのたまりがちなシンクの三角コーナー。こまめにお掃除する方法もありますが、思い切って使わないという選択肢もあります。

食事の準備をする際に、透明ビニール袋を用意しましょう。スーパーなどでもらえるものでOK。上側を少し折り返すと立たせられるので、料理中の生ごみなどはすぐにそこに入れていけば、三角コーナーいらず。

また、食事の後の食べ残しもハギレやキッチンペーパーで拭き取ってその中へ。食器洗いが終わってから口を縛ってキッチンのゴミ箱に捨てれば、シンクに汚れやにおいがたまりません。三角コーナーがないのでシンクの掃除も簡単です。

生ごみと一緒に入れるだけで、においや湿気をカット

気を付けていても、生ごみのにおいがしてしまうことはありますよね。そんなときに役立つのが「脱臭炭 ニオイとり紙」。適当なサイズにちぎって生ごみと一緒に入れておくだけで、においを取ってくれます。生ゴミから発生する水分を取る効果も。生ごみと一緒に、ゴミ箱に入れておく習慣を。

[習慣2]シンク横にはメラミンスポンジと古い歯ブラシを用意

水きりかごやシンクの隅などは、気になった時にこすってきれいな状態をキープ。そのために、キッチンの目立たないところに古い歯ブラシとメラミンスポンジは常備しておくとよいでしょう。

蛇口の根元や、水切りかごの交差部分など、ちょっとした汚れが溜まる箇所は、気になった時だけお掃除すればOKです。

蛇口の根元など汚れが溜まりやすいところは、気になった時にキッチンペーパーを巻いて塩素系漂白剤を掛けるだけ。数分置いてから外し、古い歯ブラシなどでこすります。

2.お風呂はカビに注意

湿気の多い時期、キッチンの次に注意したいのはやはりお風呂。毎日使ううえ、温かいためカビが生えやすいのです。

[習慣3]お風呂の後は、冷水シャワーとこまめなケア

毎日使うお風呂は、お風呂の後のひと手間を習慣にしてカビや汚れを予防しましょう。カビは温かいところで増えるので、出るときにお風呂の壁に冷水シャワーを。また、それでもカビができてしまった箇所は、カビ取り剤をシュッとひと拭き。お風呂全体ではなく「今日はこの部分」と少しずつ取り掛かるのが負担にならないコツです。着替えた後に水で流せば、待ち時間も無駄になりません。

気になる排水溝は、こまめに髪の毛などのごみを取るしかありませんが、すぐ近くに専用のふた付きごみ箱を置いておくだけでずっと手軽に。わざわざゴミ袋を持ってきて……となるとおっくうですが、ごみ箱が近くにあれば心理的負担が軽くなります。

[習慣4]洗面所(脱衣所)には扇風機を活用

洗面所(脱衣所)で部屋干しなどをする家庭なら、扇風機を置いておくとよいでしょう。洗濯物が乾きやすいし、空気の循環がスムーズに。夏はもちろん、着替えるときに汗をだらだらと流しながら我慢しなくてもよくなります。

また、お風呂の換気をよくするため、換気扇は24時間回しっぱなしに。お風呂のドアを開けて、空気が流れるようにしておきます。

洗濯機は洗たく槽クリーナーを定期的に利用

洗濯物のにおいは、干すときの環境だけでなく洗濯漕の汚れが原因のことも。「洗浄力 洗たく槽クリーナー」で、定期的にきれいにしましょう。洗濯槽内のカビや菌を除去することで、洗濯物ににおいがつくのを防ぐことができます。

3.玄関/寝室はとにかく湿気を防止

玄関、寝室も、湿気がこもりやすいため注意信号。玄関は、靴の中に汗をかきやすい時期なので除湿しましょう。また、寝室も同様に、ドライ運転などを活用しましょう。

[習慣5]靴箱や押し入れは扉を全開に

湿気がたまりやすい靴箱や押し入れ・クローゼットはとにかく換気が大事です。来客がない日や外出時にはあえて扉を開けておき、空気の入れ替えを行いましょう。

また、靴箱は、時間のある時に靴を全部出して中を拭き掃除。乾いたら靴をしまいます。また、戸ごとに除湿剤を入れておけば、湿気がこもるのを防げます。

寝室のじめじめを防ぐためには、出かけている間にエアコンのドライ運転をしておくのもよいでしょう。部屋のドアを開けて、寝室以外も部屋ごとに時間差でタイマースイッチを入れておくのがおすすめ。それにより、帰宅時にもわっとした空気を感じず快適に過ごせます。

その際、押し入れやクローゼットの戸を開けておけば中まで除湿できます。

汗や湿気を吸いこんだ靴や布団は専用の除湿剤で対策を!

暑い日にはいた靴は、汗をたっぷりしみ込んでいます。脱いだら「ドライペット スピード吸湿 くつ用」を入れておきましょう。靴の内側のジメジメやにおいを除去してくれます。

また、寝ている間に汗をたっぷり吸いこんだふとんの湿気対策も忘れずに。「ドライペット ふとん快適シート」なら、布団の下に敷いたり、折りたたんだ布団の隙間にいれるだけ。しっかり対策してじめじめやカビを防ぎましょう。

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