季節のくらし

冷えのタイプごとに対策を! 温活で冬を乗り切ろう


全国冷え性研究所所長
山口勝利さん
プロフィール

いつも体中が寒いのは、血管拡張型冷え症かもしれません。このタイプは、使い捨てカイロや電気毛布などをやみくもに使っても逆効果になる場合も……。適切な対処で、効果的に温めましょう。

ストレスなどが原因で自律神経が麻痺

ストレスなどにより自律神経が麻痺していることが原因なので、根本的に治すためには専門家に相談したほうがよいでしょう。まずは、効果的な温め方を知っておきましょう。

通常の防寒対策に加え、首、お腹、足先を冷気から守る

171124onkatsu-07ol

とにかく冷気から身を守りましょう。温めるポイントは、首とお腹、足先の3か所。マフラーや腹巻、厚手のソックスなどを活用して、体温を逃がさないようにします。ソックスの重ね履きは効果的ですが、多くても2~3枚程度に。それ以上になると、関節が固くなってしまい逆効果になります。使い捨てカイロを貼るなら、全身ではなく首元とお腹、足先の3か所にしましょう。過度に温めすぎると体温調節ができなくなり、体質が悪化してしまう恐れもあります。

座るときにはクッションをお腹に

171123onkatsu-08ol

ちょっとした習慣でも、お腹の冷えを避けることができます。例えば、電車の中で座るときには必ずバッグをお腹の前に置いたり、自宅で座るときにはクッションをお腹にあてたりします。じっとしていると冷えやすいので、注意しましょう。

お風呂で関節をよく動かす

これはどちらの冷え症タイプでも共通ですが、関節が硬くなると血行が悪くなってしまいます。そのため、お風呂に入った時に、湯船につかりながら足首や手首など、関節をよく動かしましょう。

また、お風呂以外でも足の指でじゃんけんをするのもおすすめ。左右別々に、グー、チョキ、パーを10回ずつ。足指の血行が促進されます。


プロフィール

全国冷え性研究所所長
山口勝利さん

全国冷え性研究所所長/全日本冷え症治療協会会長/八広鍼灸接骨院院長/四ツ木緑の森総合治療センター所長/アスレティックトレーニングコンサルタント協会USA顧問/協同組合中央接骨師会理事。鍼灸の医療に携わりながら、自律神経失調症や冷え症をあらゆる角度から研究。多数の臨床データ、改善法をもとに独自の治療法を確立し、冷え症研究の第一人者として活躍中。テレビ・雑誌などマスコミからも注目を集めている。柔道整復師、鍼灸師、マッサージ師。日本鍼灸理療専門学校、日本柔道整復専門学校卒業