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季節のくらし

冷えのタイプごとに対策を! 温活で冬を乗り切ろう


全国冷え性研究所所長
山口勝利さん
プロフィール

これからどんどん寒くなる季節。冷え症の方にはつらい時期でもありますね。しっかりと冷え対策をして、あたたかく過ごしたいものです。ところが、やみくもに温めればいいというわけではありません。冷え症のタイプによって、対策は異なるのです。全国冷え症研究所 所長の山口勝利さんに、冷え症のタイプ見極め方と、その対策を伺いました。

手足が冷たいのか、全身が冷えるのか

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冷え症には大きく分けて、血管が過度に収縮することで手足が冷えてしまう「血管収縮型冷え症」と、血管が拡がりすぎていることで体温がどんどん逃げてしまう「血管拡張型冷え症」の2種類があります。

寒い場所で体が冷えるのは当たり前。ですから、常温の室内で、どんな冷え方をしているかチェックしてください。
手足が冷えていれば「血管収縮型冷え症」、手足の冷たさはさほどでもないのに全身が寒く感じるなら「血管拡張型冷え症」の可能性が高いでしょう。

手足が冷える「血管収縮型冷え症」

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一般的に「冷え症」と呼ばれるのは、「血管収縮型冷え症」です。冷え症の中で7割以上はこのタイプ。特徴は、室内でも手足が冷えること。(手足などの)末梢血管の血行不良や、セルライトなどが原因とされています。セルライトは、血行不良によって不要な水分や「老廃物」が脂肪細胞に付着し、かたまりとなったもの。セルライトはリンパの流れも阻止してしまうので局所的に血行が悪くなるのです。

頭やお腹に血液が留まってしまうため、手足にまで届きづらく、冷えの原因となります。

全身が寒い「血管拡張型冷え症」

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あまり知られていませんが、近年増えているのが「血管拡張型冷え症」です。特に、男性にも増えているそう。ストレスなどによる自律神経の乱れが原因で、常に血管が拡張しており、体温が奪われていきます。

とにかく寒いので、真夏にジャケットを着ても何ともなかったり、冬には体中に10枚以上使い捨てカイロを貼ったりするケースも。また、寝るときに電気敷き毛布と電気掛け毛布に挟まれている人もいるそう。これでは、ますます体温調節ができない体になってしまいます。


プロフィール

全国冷え性研究所所長
山口勝利さん

全国冷え性研究所所長/全日本冷え症治療協会会長/八広鍼灸接骨院院長/四ツ木緑の森総合治療センター所長/アスレティックトレーニングコンサルタント協会USA顧問/協同組合中央接骨師会理事。鍼灸の医療に携わりながら、自律神経失調症や冷え症をあらゆる角度から研究。多数の臨床データ、改善法をもとに独自の治療法を確立し、冷え症研究の第一人者として活躍中。テレビ・雑誌などマスコミからも注目を集めている。柔道整復師、鍼灸師、マッサージ師。日本鍼灸理療専門学校、日本柔道整復専門学校卒業