季節のくらし

2.掃除の基本をおさえる


お掃除オーガナイザー®︎
木村由依さん
プロフィール

掃除する際、やみくもに洗剤を使ってゴシゴシ磨いても、無駄な労力がかかるばかり。料理の段取りでは、必要な材料の準備、手順、そして完成までをイメージするはず。同様に掃除もまずは作業をイメージしてから取り掛かりましょう。コツは、汚れの正体と洗剤の種類を知ること。汚れに適した洗剤を知れば、簡単に落とすことができます。しっかり覚えて今後の掃除にも活かしましょう。

ゴミを取り除いたら、汚れに合った洗剤を使う

まずはゴミやホコリなどを取り除く

掃除を始める際、いきなり汚れ落としから入るのは間違いの元。まずは洗剤を使う前にゴミを取り除きます。ホコリや髪の毛は掃除機やフロアーモップがお勧めです。このひと手間で、雑巾やブラシなどの道具にゴミが絡むことなくストレスの軽減になります。

汚れの正体は「油」「水垢」「カビ」の3種類

ゴミやホコリを取り除いたら、汚れ落としに入ります。汚れの種類を知っておくことが、効率よく落とすポイント。どの場所にどんな汚れがあるのかも確認しておきましょう。
・ 酸性の汚れ:食品の油や身体から出る皮脂や手垢。油膜となって広がるので、家の中の大半は酸性の汚れ。
・ アルカリ性の汚れ:カルキや石鹸カスなど水回りにある汚れ。トイレの尿石もアルカリ性の汚れで、いずれも古い汚れは石のように硬くなり、落としにくくなります。
・ カビ(菌):カビは胞子として部屋中を飛び回り、湿度、温度、栄養(汚れ)の3つの条件がそろうと増殖し目立ち始めます。
この3種類をおさえておけば、それに合う洗剤を選ぶことが出来ます。

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洗剤で「中和」して落とすために「酸性」「アルカリ性」を知る

汚れは、基本的に「中和」して落としやすくします。酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤で中和します。この組み合わせを間違えなければ、汚れの個性を弱めることができ、無駄な力を使わず落とせるようになります。

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カビは汚れを落としてから塩素の力で破壊する

カビや菌は、油汚れやカルキと混ざっていることあります。そのため、油汚れやカルキ汚れを取り除いてから対処することをお勧めします。
菌は他の汚れを掃除する際に一緒に落とせますが、パッキンなどに根を生やしたカビは取り除けません。その場合は塩素の力で組織を破壊し、同時に漂白しましょう。

掃除しづらい場所は専用クリーナーを活用しよう

洗たく槽や風呂釜など手が届かない場所の掃除は、専用クリーナーを活用すれば簡単。目には見えないものの、洗たく槽や風呂釜は雑菌やカビの温床になっている可能性が。年末掃除の際にしっかりキレイにしておきたいですね。
「ウルトラパワーズ 洗たく槽クリーナー」は洗たく槽に付いた皮脂汚れとともに、カビや菌をしっかり除去します。「ウルトラパワーズ フロ釜クリーナー」は液体タイプで、すばやく汚れに浸透し、フロ釜や配管内部に潜む湯ドロやヌメリを洗浄します。どちらもクリーナーで洗浄している間に別の場所の掃除ができるので、忙しいワーママには助かります。

ウルトラパワーズ 洗たく槽クリーナ(左)とフロ釜クリーナー(右)


プロフィール

お掃除オーガナイザー®︎
木村由依さん

女性専門のハウスクリーニングサービス『クリスタルミューズ』代表
『安心・丁寧・清潔・満足』を心がけ、女性ならではの細やかさを大切に、独自の「クリスタルクリーニングメソッド」で、思考の整理から始める片づけとお掃除の仕組みづくりをサポート。ハウスクリーニングのほか、正しい知識を身につけてお掃除をもっと楽しくおこなうためのレッスンも開催。五感を使った汚れのチェックや、分かりやすい説明が大好評。
『リンネル特別編集「掃除の基本」おさらい帖』(宝島社)監修。

ブログ「お掃除オーガナイザー木村由依のクリスタルな日々」