トップページ > くらしにプラス > 季節のくらし > お風呂&洗面所&トイレを1時間で! 水まわり大掃除の時短術 > 水まわり大掃除の時短術~トイレ編~
いよいよ最後は、トイレ掃除です。においのもととなる汚れが残らないよう、見えない場所もしっかりきれいにしましょう。
洗面所同様に、トイレも15分で手早く済ませます。トイレ掃除のダンドリは下図の通り。
軍手、ビニール手袋、ブラシ、クロス(またはぞうきん)、古いハブラシ、トイレ用洗剤、クエン酸水
便座を上げて、トイレ用洗剤をブラシに付け、便器のフチ裏をこすり洗い。おすすめは、ビニール手袋をはめてから軍手をはめて洗剤を付けてブラシの代わりに。こびりついたフチ裏の汚れも手で力を入れて落とせるので、隅々まで簡単にキレイになりますよ。
トイレの床に掃除機をかけ、ゴミや髪の毛を取り除きます。その後、クエン酸水や家庭用の洗剤を壁や床に吹きかけて、クロスで拭き掃除。床や壁の尿汚れはアルカリ性なので、弱酸性の洗剤やクエン酸水でしっかり落としましょう。クエン酸水なら除菌効果も期待できます。
タンクのお掃除は、重曹で簡単に。夜寝る前にトイレを済ませたら、重曹1カップをトイレの中に入れ、水受けにも少し振りまいておきます。一晩おいて翌朝水を流し、水受けをスポンジでこすり洗いすれば終了です。溶け込んだ重曹が、タンクの中も便器もキレイにしてくれます。お出かけ前など、長時間トイレを使わないタイミングがあればお掃除できてしまいます。
便器は、弱酸性の洗剤やクエン酸水を付けたクロスで拭き掃除をします。台座の接合部などには汚れが溜まりやすいので、洗剤を付けた古いハブラシなどでこすり取ってください。
ウォシュレットのノズルも汚れやすいので忘れずに。デリケートな部分なので専用のクリーナーを使って掃除すると安心です。細かい隙間の汚れは古いハブラシを活用してくださいね。
※洗剤などを使用する際は、使用上の注意を確認してから使用しましょう。
掃除をしてもニオイが気になったら、便器と床の境目の掃除をチェック。床に落ちたホコリに尿汚れが溜まり、さらに境目に集まってしまうのです。クエン酸水を吹き付け、ヘラなどで汚れを掻き出します。
さらに、掃除後には消臭芳香剤などをプラスして、スッキリいい香りに包まれましょう。
整理収納・家事代行・セミナー講師のフェリシアラボ代表。リカレント教育を推進する一般社団法人日本エグゼクティブプロモーター協会 代表理事。ナチュラル掃除講座など多数開講。掃除のプロとしてメディア出演多数。掃除コンサルタント。
フェリシアラボHP http://felicia-lab.jp