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夏服“しまい洗い”のポイント~クリーニング店活用術~


クリーニング綜合研究所・所長
小野雅啓さん
プロフィール

自宅でケアできない衣類は、プロの力を借りましょう。クリーニング屋さんにお願いしたい衣類や、店頭で相談したいポイントをまとめました。

クリーニング屋さんにお願いしたい衣類

水洗い不可やドライクリーニングなどの表示があり、自宅で上手に洗えないものや、傷みやすそうな細工があって仕上げが難しいものなどは、クリーニング屋さんにお願いするのがよいでしょう。
自宅で落とせなかった汚れでも、プロの手を借りればきれいになる場合もあります。特に絹やウール、レーヨンなどの洋服は下手に自分で処置をせず、まずプロに相談するのがおすすめ。汚れを隅々まで落とし、美しく仕上げてくれるクリーニング屋さんは、しまい洗いにぴったりです。
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店頭で伝えておきたいこと

衣類をお店に持ち込むときは、洋服の状態を正しく伝えることが、よいクリーニングにつながります。

「汗をかいています」
普段より多くの汗をかいた場合は、必ず伝えましょう。衣類の素材や洗濯難易度によって、ベストな汗抜きの方法を提案してくれます。

「いつ、〇〇で汚れました」
一見似たような染みでも、原因によって処理の方法が変わってきます。油やソース、化粧品など、何で汚れたかを伝えることで、適切な処置をしてもらえるはずです。

「ここにほころびがあります」「ボタンが取れそうです」
洗ったあとのトラブル防止に、ぜひ伝えておきたい一言です。ブランド品などの場合はボタンが傷つくのを防ぐため、洗う前にいったんすべてのボタンを取り外すケースもあります。

よいクリーニング屋さんを見つけよう

よいクリーニング屋さんの条件は「丁寧な仕事をしてくれること」。実際に洗っている姿は見えなくても、受付や洋服の分類、状態の確認方法など、チェックできるポイントは多々あります。組合加盟店など、細部までしっかり対応してくれるお店を選びたいところです。
また、便利なネット注文よりも、細かいことを相談しやすい対面式のほうがメリットになることも。店主が仕事の流れをすべて把握している個人店もいいでしょう。クリーニング屋さん任せにせず、大事な衣類について、いろいろお話をしてみてはいかがでしょうか。

20101115-5-2-2組合に加盟しているお店は、右の「LDマーク」を目印にチェックしてください。
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プロフィール

クリーニング綜合研究所・所長
小野雅啓さん

昭和53年、北見工業大学工業化学科修了。同年、全国クリーニング生活衛生同業組合連合会・クリーニング綜合研究所入所。クリーニングにより発生した衣料事故の原因調査業務を担当。その後、平成22年同連合会理事、平成23年クリーニング綜合研究所所長に就任、現在に至る。
繊維製品品質管理士資格を所持。平成17年より文化女子大学(現・文化学園大学)非常勤講師を兼任。

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会
http://www.zenkuren.or.jp