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季節のくらし

肩こり・むくみにも「冷え」は大敵!今すぐできる”温活”のススメ ツボやカイロで上手にカラダを温めよう



鍼灸・マッサージのプロ 山賀奈津子さんに聞きました!

はり師・きゅう師・
あん摩マッサージ指圧師

山賀奈津子さん
プロフィール

冬になると、つらいのがカラダの「冷え」。20代~40代の女性660名を対象に行った調査では、8割以上の方が「自分は冷えやすい体質だ」と思っていることがわかりました。
くらしの中のちょっとした工夫でできる「冷え」対策を山賀さんに聞きました!

女性はなぜ冷えやすいの?「冷え」の原因や肩こり・むくみと「冷え」の関係

index_il001女性にはもともと「低体温」の人や手足などカラダの先端が冷える「末端冷え性」の人が多いと言われています。
なぜ、女性には冷え性の人が多いのでしょうか?

その理由は、「筋肉の量」にあります。「冷え」の主な原因のひとつに考えられるのが、「筋ポンプ作用」の低下。筋ポンプ作用とは、筋肉がポンプのように収縮することで、血液を手足から心臓に戻すメカニズムのことです。筋肉の機能が衰えて筋ポンプ作用がうまく働かないと、血流がカラダのすみずみまで届かず、血行が悪くなってカラダの「冷え」を引き起こします。男性に比べてもともと筋肉の量が少ない女性は、筋ポンプ作用が滞ってしまいがちなのです。

また、血行が悪くなると、肩こり・むくみなどの原因にもなります。特に、冬は寒さからカラダが冷えて筋肉が硬くなり、肩こりやむくみがさらに悪化するという悪循環を起こすため、カラダを温めて血行を改善することがとても大切です。

今すぐ実践できる“温活”3つのポイント

「冷え」や「肩こり・むくみ」を改善するためには、普段からカラダを温める”温活”を心がけて血行を良くすることが大切。すぐに実践できる”温活”のポイントを3つご紹介します。

①適度な運動やマッサージで、筋肉を動かす

筋肉を動かすことで、筋ポンプ作用の働きを活性化させることができます。激しいトレーニングや運動でなくても、「エレベーターを使わず階段を使う」「すきま時間や入浴時にセルフマッサージ」など、できることからはじめてみましょう。手足の先が冷えると感じる人は、意識的に手や足の指を動かすことを習慣にするだけでも、効果があります。

②カラダを温める食べ物・飲み物を選ぶ

生野菜、冷たい飲み物などカラダを冷やす食品を避け、生姜、にんにく、根菜など、カラダを温める食材、温かい飲み物を選びましょう。エネルギー源になる炭水化物やたんぱく質を極端に制限しすぎるのも、「冷え」の原因になるので気をつけてくださいね。

③薄着をやめ、冷えやすい場所をカバーする

女性は、おしゃれを気にするあまり、薄着になりがちですよね。でも、冷えを改善するためには、首、おなか、手、足などの冷えやすい部位はできるだけカバーし、カラダの熱を逃さないことが大切です。マフラーやストール、ひざ掛け、腹まき、手袋、タイツや靴下、レッグウォーマーなどを、上手に活用しましょう。

肩こり・むくみの解消におすすめのセルフマッサージ

肩こりの解消におすすめ!

index_il002胸から脇にかけての筋肉を、それぞれ反対側の手で脇をつかむようにして、親指でよくもみほぐしてみましょう。
直接肩こりとは関係なさそうな場所ですが、実はこの部分が原因で肩こりになることが多いのです。

むくみの解消におすすめ

・一日一回は、足を心臓より高くあげる
下半身の筋ポンプ作用を促すために、クッションや椅子などを使い、足を心臓より高く、上に上げてみましょう。その際に、足先をぐるぐる回したり、屈伸したり、筋肉を動かしてみると、さらに効果的です。

・お風呂で下半身のマッサージ
index_il003足首からふくらはぎ、太もも、おしりにかけて、ぎゅーっともちあげるようにゆっくりもみほぐします。石鹸をつけてすべりやすくするのがおすすめです。毎晩、お風呂に入るときに、両足それぞれ3回程度を目安に続けてみてください。


プロフィール

はり師・きゅう師・
あん摩マッサージ指圧師
山賀奈津子さん

全国約256か所に店舗を展開し、企業・スポーツ団体などにもスタッフを派遣する「(株)グローバルスポーツ医学研究所」赤坂店に院長代理として勤務。
(株)グローバルスポーツ医学研究所