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トイレをきれいに使ってもらうために、子どもにトイレの使い方やマナーをどうやって教えればよいですか?

「トイレマナーは、子どもが小さいうちから普段の生活の中で教えていくことが大切です」と話すのは、親子を対象に講座や企業研修を行っているマナー講師の入沢紀子さん。家だけでなく、学校でもきれいに使ってもらうために、早いうちからきちんとマスターさせたいものです。トイレの使い方を教えるステップや子どもへの声掛けのしかたについて教えてもらいました。



オムツが外れたらトイレマナーを教えてあげよう

入沢さんによると、トイレマナーを教える時期に正解はありませんが、小学校低学年までのほうが習慣化しやすいそうです。子どもは小さくてもマナーをちゃんと理解できるので、オムツが外れてトイレを使い始める1歳半頃から声掛けをすることで、自然と身に付けることができます。

そのためには、子どもが一人でトイレをする時はもちろん、親が使う時にも実際に手順を見せてあげましょう。まずは、トイレが終わったら「フタをしめたかな?」「手洗いの水が飛んだら拭こう」「スリッパをそろえよう」「ドアを閉めて、電気を消そうね」など親子で確認することからスタートしてみてください。

子どもと一緒にトイレ掃除を

子どもが便座や床などを汚してしまった場合は、子ども自身に拭いてきれいにしてもらうよう心がけてください。大人が掃除をしてしまうと、子どもは汚れに気付かないままトイレを使い続けてしまいます。また、普段のトイレ掃除も子どもと一緒にすることをおすすめします。トイレ掃除をすることで、どんな場所がどのくらい汚れているのか自分で気付き、トイレをきれいに使おうという意識を持つようになります。

3歳を過ぎれば、簡単な拭き掃除ができるようになります。大人の真似をしたい年齢でもあるので、一緒に掃除をしながら教えてあげましょう。まだ、キレイなところと汚いところの判断がつかないので、手洗いタンクやフタ、ドアを拭くなど、ホコリ掃除を中心に手伝ってもらいます。その際に、親が「そこは汚いからやらなくていいよ!」と言ってしまうと、子どもは触りたくなくなってしまうので、言い方には十分注意してください。

小学1年生前後からは、汚い場所への判断力もつき、本格的にトイレ掃除ができるようになります。汚れが気になる場合は手袋を付けさせ、ブラシで便器の中をこすってもらいましょう。掃除道具は、子ども自身が手に取りやすい場所に置いておくことが大切です。

トイレマナーが身に付く声掛けや環境づくり

電気を消し忘れていたり、スリッパがそろってなかったり……。マナーを完璧にできる子どもはいません。できないことを叱って親自身がやってしまうケースが多く見受けられますが、子どもはやる気をなくし、嫌々トイレをきれいにすることになってしまいます。ポイントは、「○○がおわってないよ!」と教えてあげて、自分自身でやり直しさせることです。そうすることで子どもの意識付けになり、次第に自分でできるようになります。また、「○○のおかげでトイレがいつもきれいだね、ありがとう!」と、感謝の気持ち伝えると嬉しくなり、誇らしさを感じて責任感も生まれるようになります。

声掛けだけでなく、アイテムなども工夫をするとよりマナーが身につきやすくなります。たとえば、小さい子は、スリッパをそろえるのが難しいので、子ども用のスリッパの片方ずつに2つの目玉を付けて、「トイちゃん」と「レイちゃん」などと好きな名前を付けてみてください。スリッパがバラバラになっているときは「トイちゃんとレイちゃんが離れ離れでかわいそうだよ!」と言ってそろえるように意識を向けるとよいでしょう。

また、一緒に買い物へ行き、お気に入りの掃除道具を選ぶのもよい方法です。子どもは消臭スプレーをシュッとするのも楽しいので、好きな香りを選ばせて、トイレをきれいに使うことができたらご褒美がわりにスプレーをさせましょう。やる気が高まり、よりトイレをきれいに使うのが楽しくなります。

トイレ掃除の仕上げに消臭スプレーを

トイレを使った後やトイレ掃除の仕上げには、「消臭力 トイレ用スプレー 」がおすすめ。カテキンを配合した消臭成分が悪臭を消臭しほのかな香りが空間に広がります。ラベンダー、アクアソープ、アップルミント、グレープフルーツなどさまざまな香りから好みのものを選んで、トイレ空間を素敵な香りで包んでみてください。1日2~3回のスプレーで、約1~1.5ヵ月使用できます。

取材協力:入沢紀子さん

「Home to Work」講師・プランナー。札幌出身で夫と娘の3人家族。社長秘書、テレビリポーターを経てコミュニケーション講師となる(夫が転勤族ゆえに“旅する講師” 北海道内3か所、東京3回、大阪1回など転勤6回)。
コミュニケーションやマナーだけでなく、おもちゃコンサルタントや家事セラピストの資格を有し、ビジネスシーンから子育て・家族まで幅広く多彩なコミュニケーション・スキルを伝えている。
研修会社の講師として企業研修、管理職面談、接客コンサルティング等、人材育成業務を担当。また、研修講師&プランナーグループ「Home to Work」のメンバーとして、コミュニケーション、マナー、子育て、家族をテーマにした講座・講演会・イベントを企業様や個人様向けに提供している。