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子どもの寝汗がひどく、風邪をひかないか心配です。良い対策はありますか?


子どもは、大人より多くの寝汗をかきます。蒸し暑いからとふとんをはいで寝ていると、かいた汗を吸収することができないので、風邪や寝冷えの原因になります。夏場に気持ちよく眠るには、寝具選びと、ふとんの湿気対策が大切なポイント。寝具の製造・販売をする、東京西川の速水美智子さんに伺いました。



寝具は汗を吸ってくれる素材を

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子どもは、就寝中に寝汗をたくさんかきます。かいた汗をしっかり吸いとれるように、寝具は吸水性に優れた素材を選びましょう。合成繊維は吸水性が低いので、綿などの天然繊維のふとんがおすすめ。
また、蒸し暑いからといって何もかけずに寝ると、汗を上手く吸収できません。暑いときも綿のタオルケットや麻など、軽くて涼感のあるふとんをかけてあげてください。最近では、接触冷感タイプの寝具も各メーカーから出ています。
体に直接当たるパジャマ選びも大切なポイント。ふとんと同じく綿の素材が、汗をよく吸い取ってくれます。

ふとんの湿気対策と寝具のこまめな洗濯で快適な就寝環境を

ふとんの湿気対策を行うことで、蒸し暑い夜も快適に眠れるようになります。特に敷きふとんは、汗などの水分が溜まりやすいので要注意。

雨で外に干せない日も、押入れなどへしまう前に、立てかけたり裏側にものをはさんだりして乾かしましょう。隙間を作って風通しを良くすることで、湿気を飛ばしやすくなります。「ドライペット ふとん快適シート」など専用の除湿剤を併用すると、湿気を強力に吸収してくれます。

天気がいい日は換気をして、外でしっかり干してください。正しい干し方は、「ふとんを乾かすには、天日干しとふとん乾燥機のどちらが効果的ですか?」を参考にしてください。

また、シーツやふとんカバーが汗で汚れていると肌荒れなどの原因になることもあるので、最低でも週に1回は洗濯しましょう。特に枕カバーは、顔が直接当たります。汗の他に皮脂も付着して雑菌が増えやすいので、2日に1回洗うのが理想的です。

寝室の温度や湿度をコントロールしてスムーズな入眠を

人は体温が下がることで、少しずつ眠くなっていきます。夏の就寝環境は、室温25〜28℃、湿度50〜60%程度がベスト。蒸し暑いとなかなか寝付けず、汗もかきやすくなります。
そこで、寝るときだけでもエアコンをつけておいて、室内の温度を下げておくのが良いでしょう。逆に寝起きに体が冷えていると、だるくてスッキリ起きられません。3時間くらいでエアコンが切れるようにタイマーをセットしておけば、明け方にかけて徐々に体温が上がっていきます。

眠りについてからおよそ3時間前後で、人はもっとも深い睡眠状態になります。子どもの骨や筋肉の発達に欠かせない成長ホルモンも、この時間帯に分泌されやすいので、快適な環境でしっかり寝かせてあげましょう。

取材協力:速水美智子さん

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東京西川(西川産業株式会社)の営業戦略部 広報担当で、日本睡眠科学研究所認定「スリープマスター」の資格を持つ眠りのプロフェッショナル。寝具や睡眠に関する幅広い知識を基に、良質な眠りのアドバイスをしています。