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明治神宮で手軽な森林浴~都会の森で「友だちの木」を見つける~


前回、奥多摩での森林浴で森のパワーを受け取り、心身ともにリラックスしてきた空気チャンネル編集部。毎日でも森林浴ができたらストレスのない生活がおくれそうな気がしますが、近くに森がないと難しいですね。そこで今回、都心にありながら森林浴体験ができる明治神宮を紹介します。

都会の森林浴スポットにいってみよう

「森林浴は、緑のある公園などでも体験できます」と国立研究開発法人森林総合研究所(以下、森林総研)の大平辰朗農学博士。東京都内にも、森林浴が楽しめそうなスポットがたくさんあります。北の丸公園や千鳥ヶ淵など皇居の堀端、上野恩賜公園、新宿御苑は緑が豊かです。都民の憩いの場は、決して少なくないのです。
今回、空気チャンネルがおすすめする森林浴スポットは、JR原宿駅・明治神宮前駅から徒歩1分の好アクセスで、深い緑を感じられる明治神宮の森です。

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平成32年に鎮座100年を迎える明治神宮の森へ

明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社で、正月三が日参拝者数は2016年現在で日本一。面積は70万平方メートル、うっそうと茂る「常盤の森」は、都心とは思えない緑の深さです。
「手入れは最小限に抑え、できるだけ自然に森が育つのに任せています」と明治神宮広報担当。道の落ち葉は、捨てずに森へ返すそうです。
明治神宮が1920年(大正9)に鎮座した際、10万本の木が植林されましたが、いまでは約3万7000本になりました。半分以上減ってしまうとは意外かもしれませんが、これは自然淘汰の結果です。木は大きくなると、1本あたりが広い空間を占めるようになり、それができない木は衰え、枯れてしまいます。成長できずに枯れてしまった木や落ち葉はやがて土となり、木々が育ちます。あえて人の手を入れず見守ることで、100年かけて魅力的な鎮守の森がつくられました。

西参道~参宮橋方面が散策におすすめ

明治神宮へ参拝する人の多くは、原宿駅方面から南参道を通り、本殿のほうへ向かいます。大型バスの駐車場もあり、たくさんの人通りがあります。
しかし、本殿の北側/西側の西参道や北池、宝物殿方面は、比較的人が少なく、のんびりと自然を満喫できる場になっています。

前回の奥多摩の森林浴ツアーを案内してくれた小林憲一さんは、五感で森を味わう方法を教えてくれました。こういった静かな場所を選べば、より五感が研ぎ澄まされ、森林浴の醍醐味を感じることができます。

友だちの木を見つけてみる

明治神宮には234種類の木々が生きています。中には、私たちを包み込んでくれるような大木も。
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“境内でロープや柵を越えて森へ入ることは禁じられています”

小林さんは、「大木は人間よりずっと長く生きてきた大先輩。好きな木を一本見つけて、抱きついたり、心の悩みを相談できる友だちになると良いです」と教えてくれました。お気に入りの木に触れて思い切り空気を吸い込むと、身も心も洗われるよう。疲れたときや迷ったとき、うれしいことがあったときなど、会いに来たくなる友だちができました。

今回空気チャンネルでは、明治神宮を紹介しましたが、ぜひ家の近くで気軽に楽しめる森林浴スポットを探してみましょう。森の力でリフレッシュするだけでなく、四季折々で違った景色を楽しむのもいいですね。

空気を浄化する森のパワーを車の中に

明治神宮の森林と、周辺の大きな道路(山手通り、明治通り)で、大気汚染の原因となる二酸化窒素の濃度を比較した調査によると、森林内の空気は道路に比べて二酸化窒素の濃度が最大で5倍程度低いことが分かっています。森林総研の大平博士は、「このことは樹木の持ついろいろな働きが要因だと思いますが、その一つとして樹木の香り成分がもたらす空気浄作用もあるかもしれません」と言います。逆に言えば、森に比べて道路の空気は汚れていると言うこと。特に、車が多い都会の道路には、たくさんの排気ガスが漂っています。
エステーのクリアフォレストは、天然の樹木精油の効果で、排気ガスに含まれる二酸化窒素を低減し、車内の空気をきれいにしてくれる「空気浄化剤」。ぜひ車内空間にも森の力を活用してみてください。
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