決算説明

「組織イノベーション」の成果です

売上高は伸長、最終利益は過去最高値を更新

2017年3月期第2四半期は、高単価・高付加価値の新製品が好調に推移した結果、売上高は大きく伸長し、最終利益は過去最高値を更新して前年同期比156%となりました。

利益を生むプレミアム商品

「プレミアム志向」と「低価格志向」という消費行動の二極化がますます顕著となる中で、当社は「ランクアップ戦略」を掲げて各カテゴリーのプレミアム商品の開発に注力いたしました。その結果「SHALDAN ステキプラス」「消臭力 Premium Aroma」が牽引し、9月に発売した新製品「消臭力 トイレ用クエン酸プラス」「消臭力 トイレ用スプレー ウイルス除去プラス」も上乗せとなって、上期利益は大幅に改善しました。10月には香水のような上質な香りとデザインの「SHALDAN フレグランス」を発売しました。

責任と権限が明確な組織へ

当社始まって以来の「組織のイノベーション」= 事業部制への移行を実施して1年半が経過いたしましたが、最大の成果は責任と権限の所在が明確になったことです。事業部が責任を持って、原価低減、返品削減、最適な商品構成などの収益管理に努めた結果、売上原価率は前年同期比2.4ポイント改善に繋がりました。

持続的成長に向けて

高収益体制が整いつつある今、次なるステップは新市場・新分野への進出です。まずは海外市場。アジアからの訪日観光客によるインバウンド消費は沈静化してきたとはいえ、日本製の日用品への信頼感と購入意向は依然おとろえそうにありません。10月には海外事業部を新設し、マーケティング活動を強化しております。また、国内で伸長が期待できるのは業務用市場とネット通販です。業務用市場は、当社が深耕しきれていない新分野への参入を図るために、グループ会社 エステートレーディング株式会社の中にビジネス開発営業部を新設しました。営業部門ではEコマースの未来を見据えてネット通販の強化を進めております。これらの新チャネルに向けては、それぞれの市場が求める新機軸の商品をR&D部門が開発中です。社会の構造変化にともなって今後の伸長が見込める分野に特化した中核新製品とチャネルの開発で、未来に向けた準備が着々と進行中です。

創業70年を迎えて

8月で70歳を迎えた当社は、商品の改廃・商品数の削減・在庫縮小で組織のアンチエイジングを図り、好奇心・チャレンジ精神旺盛な頭と筋肉質でスリムな身体をキープして、日本のさらには世界の皆様から愛される会社を目指してまいります。今期の中間配当は1株当たり1円増配し12円(年間配当金24円予定)といたしました。今後も利益志向経営に尽力し、株主の皆様に還元できるよう努めてまいりますので、どうかご支援をお願い申し上げます。

 

2016年12月
取締役 兼 代表執行役社長(COO)
鈴木 貴子