決算説明

「脱皮」は時間をかけても着実に


2018年10月24日、連結業績予想の修正を公表しました。防虫剤の今春の衣替えシーズンが前倒しとなったこと、高価格帯商材の「SHALDAN」ボタニカルの計画未達などにより、予想を修正しました。
 

上期は増収減益

2019年3月期第2四半期は、一部新製品の計画未達はあったものの「消臭力」Premium Aroma、「かおりムシューダ」ボタニカルなどの高付加価値品が売上に寄与しました。一方、利益面では原材料価格の上昇等や販管費の増加の結果、増収減益となりました。
 

全既存事業を盤石に

主力事業のエアケアは、新製品は計画未達でしたが「消臭力」Premium Aroma、「消臭力」機能プラスシリーズなどの高付加価値品が貢献し、売上高は前年同期比103%の伸長となりました。下期は「消臭力」トイレ用 Premium Aromaでトイレ市場の活性化と、「消臭力」トイレ用 携帯タイプで若い女性による外出先の消臭ニーズをとりこみます。防虫剤は、「かおりムシューダ」ボタニカルによる若年層新規顧客をとりこむなど、マーケットリーダーとしてカテゴリーの活性化に取り組みます。
 

新分野・新市場へ着実に歩を進める

新分野の介護用市場では、「エールズ」ブランドの配荷を着実に伸ばし、秋には新製品「エールズ」脱臭炭ニオイとり紙おむつ・尿とりパッド用を投入しました。新機軸のクリアフォレスト事業では、業務用で他社とのオープンイノベーションや自社製品の開発を加速してまいります。
 

海外事業を強化

注力するタイ市場は、「SHALDAN」カワイイプラスの配荷は徐々に伸びているものの、当初計画に遅れが生じ、売上・シェアとも目標に届きませんでした。下期以降は店頭を強化して、ブランド認知度アップとシェア拡大に努めてまいります。
 

"サーモケア新拠点"

サーモケア事業は、2018年7月に新会社エステー マイコール株式会社を設立し、2019年4月からの新工場稼働に向け着々と準備を進めています。そして、国内市場では新たな温熱ビジネスの創造に向けて、冷え性の女性に寄り添う新ブランド「On Style」を立ち上げ、海外市場は集中エリアを選定し個別戦略を策定いたします。
 

成長に向けた体制づくり

2019年3月期より「脱皮」をテーマに、原価低減に向けた生産体制の見直し、ワークスタイル変革、多様性ある組織・グローバル人材の育成など、成長に向けた中長期の課題に取り組んでいますが、今回の業績予想の修正を受け、全社が危機感を共有し、気持ちを引き締めております。株主の皆さまのご期待に応えられるよう、高収益体制に向けて時間軸と具体的な打ち手の軌道修正をしてまいりますので、どうか倍旧のご支援をお願い申し上げます。
 

 

2018年12月
代表執行役社長(COO)
鈴木 貴子