メッセージ

ブランド筋力増強で脱皮

成長の種まきから育成へ

2019年3月期(当期)は経営方針「ブランド価値経営」のもと、新しい中期経営計画が始まり「成長の種まきから育成へ」と軸足を移してまいりました。その結果、高単価・高付加価値品は引き続き概ね伸長しましたが、記録的な暖冬の影響でカイロ市場が低調に推移したほか、防虫剤の春シーズンのピークが季節要因により期をまたいだ結果、売上高は477億円(前期比2%減)となりました。
また利益面では、売上高が期初計画から乖離したことにより、成長のために行った投資を吸収しきれず、営業利益は28億円(同18%減)、経常利益は27億円(同22%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は18億円(同25%減)の減収減益となりました。
新しい成長分野の育成では、「クリアフォレスト」の技術を活用したヘルスケアブランド「MoriLabo」から花粉対策製品を上市しました。
 

2020年3月期(今期)の取り組み

今期は、新中期経営計画の2年目にあたります。初年度の総括としては、①エアケア・海外事業の計画未達 ②カイロが暖冬の影響で売上未達 ③一部原材料費、販売・管理費の上昇により成長投資を吸収できなかった事を反省点ととらえています。
今期は、過年度の反省を踏まえ、次の5つの重点ポイントについて取り組んでまいります。

【今期の重点ポイント】
① 主力ブランド育成・強化
② 新分野・新市場
③ 海外 成長への基盤づくり
④ サーモケア 成長事業へ
⑤ 成長に向けた体制づくり

①「主力ブランド育成・強化」 ②「新分野・新市場」は、初年度の戦略を引き続き継続します。③「海外 成長への基盤づくり」は、タイ事業の基盤を見直し巻き返しを図ってまいります。④「サーモケア 成長事業へ」は、今期より新工場が稼働しR&D・生産体制が整いました。本年をサーモケア元年と位置づけ当該事業を成長ドライバーへと育成してまいります。最後の⑤「成長に向けた体制づくり」では、成長のための設備投資などの利益構造の改革を継続するとともに、ワークスタイル変革・多様性ある組織づくりなどの未来へ向けた体制構築を進めてまいります。
 

ブランド筋力増強で脱皮

当期は、様々な課題を再認識した1年でありました。今期は、それらの課題を解決し、さらなる成長を目指して社員全員でブランド筋力を強化し従前の殻を破って成長してまいります。今後も引き続き、倍旧のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2019年6月
代表執行役社長(COO)
鈴木 貴子